2019.4.13(sat)-14(sun)

in みやこめっせ第三展示会場

about

artDiveの会場内で、若手作家さん9人とSHAKE ART!が
行う展示企画のテーマは『Action!』

作者が作品に込めた過去のアクションを知り、
鑑賞者の現在に何らかのアクションをもたらし、
二者の未来のアクションを応援する。

アクションを繋ぐエネルギッシュな展示が始まります!
『よ〜い、アクション!』

artist

エンドウマユコ

京都造形芸術大学卒

この作家さんについて知る!
エンドウさんが作品作りを始めたきっかけは?
きっかけは思い出せません。昔から何かを作るのが好きでした。
エンドウさんにとって作るというアクションとは?
言葉だけでは表せないきもちを伝えてくれることだと思っています。
エンドウさんにアクションを起こさせるものは?
自分のためよりも誰かのために何かを作りたいと思うことが多いです。最近は愛だと思います。
ご自身の作品の見所は?
結構なロマンチストなので、価値観に触れてもらえたら嬉しいです。
artDiveでエンドウさんが鑑賞者に期待するアクションはなんですか?
なんかいいな〜って感じてくれたら幸せです。
これからどんなアクションを起こしていきたい?
人が幸せを感じられる事をしたいです。
エンドウさんが一番好きなアクションは?
大切な人へのプレゼントを選ぶことです。
作品画像:エンドウマユコ

唐田綾子

京都市立芸術大学

この作家さんについて知る!
唐田さんが作品作りを始めたきっかけは?
物心ついたときから絵を描いたり手を動かしていました。
唐田さんにとって作るというアクションとは?
自分を発信し、自分の居場所をつくる、または見せることです。
唐田さんにアクションを起こさせるものは?
生活に違和感を抱いたり、ふと客観的に見えたりしたときに創作意欲がわきます。部屋汚いけど、ジュースの空き缶はそこに置こうとして置いたんじゃなくって蹴ったからそこにあるんだなとか、無意識の行為が見えるとハッとなります。
ご自身の作品の見所は?
キャンバスの上で生活しているところです。キャンバスを、絵を描くだけの場ではなく、生活の痕跡をみせる場としてキャンバスの上で歩いたりご飯食べたりしています。絵画として完成させるという意識を排除し、あくまで生活した跡だけで完成させた作品をパブリックなスペースで提示することで、プライベートな生活を浮き彫りにしています。
artDiveで唐田さんが鑑賞者に期待するアクションはなんですか?
展示会場は、お行儀よく背筋を伸ばして作品と向き合うことを強いる場所ではないと思います。私の私生活と鑑賞者の私生活を交換する場になれば良いなと考えています。
これからどんなアクションを起こしていきたい?
生活は、100号前後で収まるようなものではありません。もっともっと柔軟に広く、私の生活をパブリックに提示する方法を考えていきたいです。
唐田さんが一番好きなアクションは?
絵の具まぜているときとお茶沸かしている時です。
作品画像:唐田綾子

作田優希

京都市立芸術大学

この作家さんについて知る!
作田さんにとって作るというアクションとは?
美術表現が多様化しているなかで、描く行為はとても歴史が深いものだと思う。見て、感じて、心を揺さぶられた感覚を描きとめていく。
artDiveで作田さんが鑑賞者に期待するアクションはなんですか?
特にない。人それぞれに美的感覚や視点は異なり、どう受け止めるかは鑑賞者の想像力にまかせます。作品を見て、そのなかで何か理性的でも感傷的でも、各人自身の感想を持ってもらえれば良い。
これからどんなアクションを起こしていきたい?
今は展示空間に興味がある。ペインティングは、インスタレーションと比べると、どうしても展示の仕方に独創性を見いだすのは難しい。絵画世界と鑑賞者の世界を繋ぐような展示を考えてみたい。
作品画像:作田優希

鈴木真衣子

京都市立芸術大学

この作家さんについて知る!
鈴木さんにとって作るというアクションとは?
自分が面白いと思う物事を、他の人に伝えようとする(説明する)ことです。また作ることで、それまで無意識であった自分自身の興味に気が付くことも多いので、作るという行為は自分を知るということでもあります。
鈴木さんにアクションを起こさせるものは?
日常で目にする物に対し、ふと奇妙さを感じることがあります。その感覚を言葉ではなく、もっと直接的なイメージで説明したいので作品を作ります。
ご自身の作品の見所は?
意外な分解方法とモチーフの構造が見所です。また完成作品だけでなく、下絵や版分解計画などの制作プロセスも自分の作品の見所だと思っています。
artDiveで鈴木さんが鑑賞者に期待するアクションはなんですか?
カポっとはめたり、分解したり、画面に描かれている前後の状況まで想像してみてほしいです。
これからどんなアクションを起こしていきたい?
モチーフになる物の内部構造の取材をしたいです。作品の性質上、表現にある程度リアリティがないと説得力のある画面にならないので、頭の中のイメージのみで描かないよう心がけています。今興味を持っているのは液体の分解と建築物の分解です。
鈴木さんが一番好きなアクションは?
版画の工程上、同じ下絵を何度もトレースしたり転写したりするのですが、その「なぞる」行為が一番好きです。自分の手で何度もなぞることでモチーフの構造を確かめてとらえなおしていく感覚があり、そこも版画の魅力だと感じています。
作品画像:鈴木真衣子

武智陸

京都精華大学卒

この作家さんについて知る!
武智さんが作品作りを始めたきっかけは?
高校3年の時に地元の美術館で行われてた三沢厚彦さんの展覧会に見に行き、彫刻に興味を持ち作品を作り始めた。
武智さんにとって作るというアクションとは?
言葉で表現出来ない事を形にして伝える。
ご自身の作品の見所は?
表情や色。
artDiveで武智さんが鑑賞者に期待するアクションはなんですか?
上手い下手とかではなく、ドキドキワクワクしながら見て貰いたい笑
これからどんなアクションを起こしていきたい?
作品を通して人々に刺激を与えたい。
作品画像:武智

三浦哲平

京都精華大学

この作家さんについて知る!
三浦さんが作品作りを始めたきっかけは?
高校の美術の授業で木を使い椅子を作った。いつも見上げるだけだったものが、自分の力だけでこんなにも自由に簡単に扱える。そのことが楽しくてしょうがなかったから。
三浦さんにとって作るというアクションとは?
自分の中身をそれに合った素材を通して、他者に分かりやすい形に具現化すること。
発信するにあたって他者に受け入れてもらいやすい見た目であることはとても重要だと考えている。
三浦さんにアクションを起こさせるものは?
自分の感情に対して、疑問や驚きがあったときにそれを形に起こそうとする。自問自答。
対照的に何も考えず作り始めることもある。
ご自身の作品の見所は?
それほど複雑な形ではないので、分りやすく見やすい。
一目で驚きがあるような形になっている。
artDiveで三浦さんが鑑賞者に期待するアクションはなんですか?
人を見るように鑑賞しても欲しい。他者を知ることは面白いと思ってもらえると嬉しい。
作品画像:三浦哲平

mis

大阪教育大学

この作家さんについて知る!
misさんが作品作りを始めたきっかけは?
小学生低学年の頃、苦手だった絵を描けるようになりたくてずっと少女漫画の模写をして遊んでいたのがきっかけです。昔は自作の漫画を描いて楽しんでいましたが、話を考えるよりもその瞬間の表情を描くのが楽しくなり、段々イラストレーション作品になっていきました。
misさんにとって作るというアクションとは?
自分の感情や魅力的に感じたメイク、服を女の子にのせ作品作りをすると改めて見返した時などにそれがフィードバックし、自分を好きでいられる要因になったりします。
misさんにアクションを起こさせるものは?
外に出て色々経験してみることだと思います。感情の起伏が大きい時のほうが絵が描けます。
ご自身の作品の見所は?
線や人物の表情だと思います。鑑賞者には近づいて見ていただければ嬉しいです。
artDiveでmisさんが鑑賞者に期待するアクションはなんですか?
絵を観て作者がどう感じて欲しいかを考えるのではなく、自由に鑑賞者の主観で好きだと思える作品に出会ってほしいなと思います。
これからどんなアクションを起こしていきたい?
自分が成長するとともに描きたい絵や創りたいものは変わると思うので、今描いてる絵柄に拘り過ぎずそう感じた時に素直に取り組んでいきたいです。
misさんが一番好きなアクションは?
質感や影を考えながら線を足していく行為です。
作品画像:mis

水井晴香

京都市立芸術大学

この作家さんについて知る!
水井さんが作品作りを始めたきっかけは?
気づけばちまちまと何かを作っていたので全く覚えていませんが、「欲しい物があれば自分で作れ」と小さい頃から母に言われ続けていたのは大きかったと思います。
水井さんにアクションを起こさせるものは?
小説や映画だったり、綺麗なものを見つけたときだったり、頭の中を整理したいときだったり。あと締切です。
これからどんなアクションを起こしていきたい?
やりたいことの量が破茶滅茶にあるので、それが消化できれば幸せだなぁと思います。
水井さんが一番好きなアクションは?
あったかい布団で寝ることです。
作品画像:水井晴香

米田望

京都市立芸術大学

この作家さんについて知る!
米田さんが作品作りを始めたきっかけは?
自分が楽しいなと思ってやったことが他の人を喜ばせられたら最高だな、という幸せな考えから美術の道を志すようになりました。
米田さんにとって作るというアクションとは?
特別なことではないと思っていますし、特別なことだと思って欲しくないとも思っています。じゃあ、何のために作ってるの?と訊かれたら、困ってしまいます…。これに答えられるようになるのが、芸大生としての今の私の最も重要な課題な気がします…笑
米田さんにアクションを起こさせるものは?
楽しさです。楽しい気がするからとか、楽しそうな気がするから、とか。因みに、楽しくないことも発想の転換などで楽しくしてからじゃないと取り組みたくない性質です笑
ご自身の作品の見所は?
作品の見た目をあげていく様々な技術や知識ははまだまだだと思っているので、発想力…でしょうか…。
artDiveで米田さんが鑑賞者に期待するアクションはなんですか?
私は、古来から私たちのそばにあり続ける焼き物の良さは、触られることだと思っています。専攻に進んでから気になっていた"焼き物の音"を用いて、触れる、音のする作品を試行錯誤しながら制作しています。 なので、とにかく触って音を出してみて頂きたいです!
そして心にも明るいアクションが起こったらとても嬉しいです。
これからどんなアクションを起こしていきたい?
自分の嗅覚で面白そうなことをどんどん嗅ぎ回って、取り込んでいきたいです。そして、これどうですか?面白くないですか?!とどんどん提示していきたいです。
米田さんが一番好きなアクションは?
湯船に浸かることです!
作品画像:米田望

(五十音順・敬称略)

access

from:地下鉄
東西線「東山駅」より徒歩約8分

from:京都駅
市バス:5・100系統「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車
市バス:206系統 東山通り・北大路バスターミナル行き「東山二条・岡崎公園口」下車

from:三条京阪
市バス:5系統「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車
市バス:32・46系統「岡崎公園 ロームシアター京都・みやこめっせ前」下車
市バス:31・201・203系統「東山二条・岡崎公園口」下車

SHAKE ART!って?

画像:SHAKE ART!の画像

学生の芸術活動支援をモットーに関西で活動している学生団体です。
アートイベントのお手伝いやフリーペーパーの製作を行なっています。

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